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Djangoでウェブアプリを作る (1) – FlaskでなくDjangoを選択した理由

「Djangoでウェブアプリを作る」シリーズの目的は、Django公式チュートリアルの学習を通して、躓きポイントや補足情報をシェアすることです。

今回参照するDjango公式チュートリアル:
https://docs.djangoproject.com/ja/3.2/intro/tutorial01

Pythonは以前から使っていたが、ウェブアプリケーションを作った経験は無かった。

いや、正確には、実用化段階まで行かなかったというのが正しいだろう。大抵、フレームワークの学習を始めると、ソフトウェアのダウンロードから入り、ボタンと入力エリアだけのシンプルなウェブアプリケーションを作ることになる。

それが、ローカル環境に置かれていて、何の役にも立たないとしても「ウェブアプリを作った」ことには変わりない。そういった意味では、実は「Bottle」や「Flask」といった軽量フレームワークのチュートリアルも一応は経験済みだ。

例えるなら、ぺーバードライバー状態。

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「Django」以外の選択肢は無い

よく、どのフレームワークを選択すべきか、という比較サイトがある。

Flaskの特徴は、余計なものが搭載されておらずシンプルな設計。ウェブアプリを素早く作りたい。複雑なものを作らないというならFlaskを選択、大規模システム開発ならフルスタックフレームワークのDjangoを選択すべし、というような。

僕のような初学者には、小さなフレームワークで十分だし、構造はシンプルであってほしい。しかし、このような特徴を並べられても、正直、無意味だ。

ネットや書籍を含む日本語情報の流通量で言えば、BottleやFlaskについての情報は、全く不足しており、圧倒的にDjangoの情報量が多い。初学者なら必ず躓く。その時に頼れる情報源があるか無いかで挫折するかどうかが決まる。だから、初学者はどうしてもDjangoを選択しなければならないのだ。

海外の技術系ウェブサイトをスラスラ読めるというなら話は別だが。

ただ、Djangoが定番フレームワークとして様々な場面で使われているのを考えれば、将来的には役に立つだろう。ちょっとばかり多機能であったとしても覚えてしまえば軽量も重量も関係ない。作りたいものを作るだけだ。

一回目の挫折

実は、Djangoのチュートリアルに挑戦するのは、二度目だ。つまり、一度、挫折している。挫折の理由は「時間が無かったから」である。

ある時からゴールまでの道のりが遠くに感じてしまい、モチベーションが落ちてしまった。その後、別の仕事が入ってDjango学習の優先順位が下がっていった。そして、いつの間にか、お蔵入りに。

今回は、ウェブアプリケーションを実用化出来るところまで作るつもりだ。また、挫折しないことを願う。

この「Django学習シリーズ」は、初学者にチュートリアルを提供するものではなく、公式のチュートリアルを進めていく上で、躓いたポイントなどを共有するものだ。チュートリアルの補足情報として、または、挫けそうになったときに読んでほしい。

僕も初学者だ。そして、あなたも。

書籍は高い!

Djangoに関する書籍はいくつかあるが、はやり、最新バージョンに対応となると限られる。そして、プログラミング関係の書籍はとにかく高い!

実は、Djangoの公式サイトに行けば、日本語のチュートリアルが公開されている。今回は、これを見ながら学習を進めていくことにする。( 公式が最後までフォローアップしてくれるか心配ではあるが )もし、情報に不足があれば、その都度検索することになるだろう。

(公式チュートリアルは冒頭のリンクを参照)

ここではシンプルな投票システムを作るらしい。そして、そのシステムは二つの部分から成る。

・投票と結果表示を担う公開用サイト
・項目追加、変更、削除を行う管理サイト

・・・「ビュー」と「モデル」みたいなことか? サイトを二つ作るのか?

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