ルール解説1に続き、今回はタイルの配置パターンによる宝石(サンストーン・ハーフストーン)を獲得する方法について説明しよう。
獲得した宝石を支払うことで「手番」を買えるというのが、LATICEの特徴的なルールだ。
宝石の獲得方法 ( タイルの配置パターン )
LATICEにはタイルの配置パターンによって宝石を獲得するルールがある。
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パターン 1:ダブル ( ハーフストーン1個獲得 )
四角いタイルの二辺が色か記号で一致していた場合は「ダブル」となる。ダブルによって獲得できるのは青色のハーフストーン1個。以下はダブルの配置例だ。
隣接した二辺の色が一致
隣接した二辺の記号が一致
隣接した二辺の色と記号が一致
隣接した二辺の記号と色が一致
ダブルではない例
赤トカゲのタイルが、両サイドのタイルと隣接はしているが、あくまで、今、置いたタイルの二辺が、他のタイルと隣接しなければならない。
パターン 2:トレフォイル ( サンストーン1個獲得 )
四角いタイルの三辺が、色、記号で一致していた場合は「トレフォイル」となる。獲得できるのは金色のサンストーン1個。
隣接した三辺の色が一致
隣接した三辺の記号が一致
隣接した三辺の色と記号が一致
トレフォイルではない例
パターン 3:ラティス ( サンストーン2個獲得 )
四角いタイルの四辺が、色、記号で一致していた場合は「ラティス」となる。獲得できるのは金色のサンストーン2個。
隣接した四辺の色が一致
隣接した四辺の記号が一致
隣接した四辺の色と記号が一致
太陽の上にタイルを置く
前項の配置パターンとは別に宝石を獲得する方法がある。ボード上のにある太陽の上にタイルを置くと、サンストーンを一個を獲得できる。
ストーンで手番を買う
LATICEの特徴的な要素、サンストーン( 金色の大きい石 ) と ハーフストーン ( 青色の小さな石 ) を手番中に支払うことで新たな手番を買うことが出来る。
つまり、ストーンを支払うことが可能な限り、相手に手番を渡すことなく連続でプレイすることが出来る。購入したいくつかの手番を使えば、大掛かりな戦略の組み立てが出来るようになる。
1手番を買うには、サンストーン1個、または、ハーフストーン2個を支払う。(下写真ではハーフストーンが1個になっているが気にしないでくれ)
制限ルール
ただし、サンストーンは3つまでしか持てない。それ以上、獲得した場合は場に戻す。
ハーフストーンはいくつでも持つことが出来る。
サンストーン一個をハーフストーン二個にするといった両替えは不可。
次回は風タイルについて
最終回は風タイルの使い方について説明しよう。風タイルを使用することでLATICEに戦略の幅が出てくる。
ボードゲーム『 LATICE 』レビュー:なぜか日本では認知されていない秀逸作品
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