「Amazonギフト」は送る側は匿名で送ることができ、受け取る側はメールアドレスさえ開示しておけば受け取れるという手軽さがある。
ただ、受け取る側がAmazonに登録しているのはプライベートアドレスであり、公開しているメールアドレスとは別というケースがある。
考えられる対処としては、ギフトを受け取るためのAmazonアカウントを別に作る。つまり、プライベート用とギフト受け取り用のAmazonアカウントを二つ持つということだ。これだと二つのアカウントの管理が面倒だ。
スポンサードリンク
Amazon未登録のメールアドレスにギフトを送ってみる
とりあえず、ウェブで公開しているメールアドレスにAmazonギフトを送ってみる。このメールアドレスはAmazonには登録されていない。つまり「Amazonを使っていない人にAmazonギフトを送るとどうなるか?」という検証でもある。
金額は15円、受取人に公開メールアドレス、送り主に「匿名希望」と入力。カートに入れる。
カートに追加されたようだ。レジに進む。
クレジットカード情報、次に進む。
注文を確定する。
確定したようだ。
Amazonにアカウントを持っていない人には次のようなメールが届く
さて、ブログ用の公開メールアドレスにAmazonギフトは届いただろうか?
確かに以下のようなメールが届いていた。それとなしにAmazonに登録するよう促すボタンが・・・押してみよう。
別のAmazonアカウントを持っているとこうなるようだ
公開メールアドレスに送られてきたギフトを手に入れるにはAmazonに登録しろということらしいが、実際「アカウントに登録する」ボタンを押すとAmazonに飛ばされ、次のような画面が出た。
どうやら、すでにアカウントを持っている場合は、そのアカウントで自動ログインされ、ギフトの金額をチャージできるらしい。
「Amazonアカウントに適応」でチャージ完了のようだ。
ややこしいので、少し整理して説明しよう。
1.僕はプライベート用メールアドレス ( Amazon登録済み ) と、公開メールアドレス ( Amazon未登録 ) を二つ持っている。
2.誰かが匿名で公開メールアドレスにAmazonギフトを送る。
3.公開メールアドレスにギフトが届く。
4.Amazonに行くと、登録済みのアカウントにそれをチャージ出来る。
つまり、Amazonに登録済みのアカウントが一つあれば、別にギフトを受け取るための二つ目のアカウントを用意しなくてもよいということだ。
セキュリティ面の不安
ここまでの流れを見て思ったのは、Amazonギフトメールを何等かの方法で横取りしてしまえば、チャージできてしまうということだ。
僕の場合、公開メールアドレスに受信があると、一旦、Gmailの方に転送する設定にしてある。つまり、ギフトは二か所に届くことになる。
例えば、ハッカーがアカウントを一時的に乗っ取り、メールソフトの転送設定をすれば、Amazonギフトを世界中から収集するといったことも可能かもしれない。
届いたはずのギフトがなぜかチャージ済みになっていれば、その時点で犯行は発覚するが、最初の一発目は防ぎようがない。不特定多数の人からギフトをもらう場合、チャージした後にメール自体を削除されたら、多分、気づかない。
Amazonギフトの手軽さはいいのだが、セキュリティという面では不安が残る。Gmailを使っている場合は、Googleアカウントの二段階認証などを有効にして、公開用メールアドレスのセキュリティを高めておく必要はありそうだ。
Amazonギフト券 チャージタイプ(直接アカウントに残高追加)
スポンサードリンク:Amazon
Comments are closed, but trackbacks and pingbacks are open.