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Djangoでウェブアプリを作る(2) – 複数バージョンPythonへのDjangoインストール

前回の記事:
Djangoでウェブアプリを作る(1)

今回参照する公式チュートリアル:
https://docs.djangoproject.com/ja/3.2/intro/tutorial01

さて、前回に続き、Django学習を進めていきたい。

学習を始める前に、とりあえずPythonの最新版をインストールしておく。現時点では、version 3.6.9 が最新だ。

Python 公式サイトからダウンロード
https://www.python.org/downloads/windows/

インストール完了。コマンドプロンプトで起動確認してみる。

C:\Users\username>py -3.9
Python 3.9.6 (tags/v3.9.6:db3ff76, Jun 28 2021, 15:26:21) [MSC v.1929 64 bit (AMD64)] on win32
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>>

バージョン違いのPythonが複数インストールされている場合、” py -3.9 ” と入力すれば、個別のバーションを起動できる。” py ” だけ入力すればランチャーが自動的に最新バージョンが起動してくれる。

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Djangoのインストール(複数のPythonが入っている場合)

次に、Djangoをインストールする。さて、ここで躓く。

僕のPCには、Python3.6、3.7、3.8、そして、今回インストールした 3.9 の四つのバージョンがインストールされている。コマンドを実行した場合、どのPythonにインストールされるのだろう?

公式のチュートリアルには、コマンドプロンプトの入力例が載っている。

python -m django --version

もしくは、pipを使ったインストールというのもある。

pip install django

もしくは、ランチャー経由でpipを使ったインストール、

py -m pip install django

どれだ? 

正解は以下だ。

py -3.9 -m pip install django

Djangoのインストールは完了だ。

さて、コマンドプロンプトの最後の行に次ぎのような一文が・・

WARNING: You are using pip version 21.1.3; however, version21.2.4 is available.
You should consider upgrading via the ----------------- -m pip install --upgrade pip' command.

要するに、pipライブラリの新しいバージョンがあるのでアップグレートを推奨するメッセージらしい。とりあえず、無視で。

” 仮想環境 ” というのがあるらしい

ところで、Python開発では、様々なライブラリがインストールされる。

プロジェクトによっては、不必要なライブラリというものも出てくる。それらが意図せずしてプログラムの動作に影響を与えることがあるため、仮想環境という機能が提供されている。

仮想環境とは、必要最低限のライブラリのみが入った外部の影響を受けないサンドボックスを提供するものだ。

本来なら仮想環境を作って、そこにDjangoをインストールするというのが良いらしいが、今のところインストールしたばかりのPython3.9に他のプロジェクトは無いので、今回は使わないことにする。

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